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「I like/don't like」で意思表示

サッカーがとても好きな様子

 オンライン英会話中に何かに付いて“好きです”や“嫌いです”と言う機会は、英会話初心者や上級者関わらずに良く有ります。

 そんな時に重宝するのが、皆様も御存じの「like」と言う単語を使った言い回しで、「I like soccer.(私はサッカーが好きです)」と言う風に自分の趣向について相手に伝える表現です。

 このように簡単に自分の意思を相手に伝える事ができる「like」を使った表現は、英会話初心者にとって最大の武器になり、上手に使いこなす事で話題を大きく膨らませる事も可能です。

 そこで、ここでは「like」についての使い方を学び、今日のレッスンから楽しく先生とコミュニケーションをしていく方法を紹介していきたいと思います。

簡単に「I like ○○.」の解説

 まず始めに簡単に「I like ○○.(私は○○が好きです)」について解説を挟んでおきたいと思います。

 「I(私は)」「like(好きです)」と言う意味で、英語では「主語 + 動詞 + 目的語」の順番で作られるので、「I like ○○.」の場合は「○○」の部分が目的語となり、○○の部分を自由に変更する事で「私は、○○が好きです」と言うフレーズを作る事ができます。

 例えば、「○○」の部分に「sushi(寿司)」と入れる事で、「I like sushi.(私は寿司が好きです)」と言うフレーズが作れますし、「music(音楽)」と言う単語を入れると、「I like music.(私は音楽が好きです)」となり簡単に自分が好きな物を相手に伝える事ができます。

本当に好きな時は「Love」

 さて、これまで「like」と言う単語を使って「好き」と言う表現をする方法について覚えてきましたが、「もっと好き」と相手に伝えたい時はどういう風に表現すればよいでしょう?

 そうです。日本人にも大変愛着のある言葉「Love(愛している)」を「like」の代わりに使うだけで、「愛しているほど好き ⇒ 本当に好き」と言ったニュアンスを相手に伝える事ができます。

 例えば、日本でも良く使われる「I love sweets.(私は甘い物が本当に好きです ⇒ 私は甘い物に目が無い)」と言った使い方もできますし、「I love coffee.」とする事で、「本当にコーヒーが好きだ」と言うニュアンスを相手に伝える事ができます。

「Love」はテンションが高い表現

 「Love」は「Like」よりも、相手に対して「自分は今テンションが高いですよ(興奮していますよ)」と言う雰囲気も相手に伝える事ができるため、特にオンライン英会話のような環境では是非使っていきたい表現になります。

 それは、講師に対して「自分はやる気が有りますよ」と言う意思表示にもなりますし、「英会話に集中していますよ」と言うメッセージにもなるからです。

特に語彙数の少ない英会話初心者の方には、話を盛り上げるために上手に使って頂きたいフレーズの1つです。

嫌いな時の「I don't like ○○」

好き嫌いをYES NOで答えてしまう様子

 「I like ○○.」や「I love ○○.」と言う「○○が好き」と言う表現についてこれまで紹介してきましたが、続いては「○○は好きじゃない」または「○○は嫌いだ」と言う表現について覚えてみましょう。

 そこで、これまで紹介してきた「I like ○○.」のような「肯定文」と呼ばれる形に加えて、「○○じゃない」と言った「否定文」についても簡単に紹介していきたいと思います。

 否定文の作成は、多くの方は既にご存知かと思いますが、「like」のような一般動詞の前に「don't(do not)」を置くだけで“OK”です。

 例えば、「I like ○○.」と言う表現では、「I don't like ○○.」とすることで、「私は○○が好きでは無い」と言った否定する表現を作る事が出来ます。

「○○は嫌いだ」と言う時の注意

 留学生やオンライン英会話初心者が「○○は嫌いだ」と言う時、多くの方は「I hate ○○.(私は○○が嫌いだ)」と言う表現を使います。

 確かに、中学・高校では「嫌い = hate」と学習するので、この表現は決して間違いと言う訳では無いのですが、例えば、先生が「I like music. How about you?(私は音楽が好きです。あなたはどうですか?)」と問いかけた時に、「I hate music.」と言ってしまうと少し問題が有ります。

 それは、「I hate ○○.」と言うのは、「私は○○が本当に嫌いで見たくもない」と言った「本当に嫌い!!」と言う強いニュアンスを持つフレーズだからです。

 そのため、先ほどの回答のように「I hate music.」と言ってしまうと、「私は音楽が本当に嫌いで聞きたくもない!!」と言った強いニュアンスで相手に伝わってしまうので、単に“嫌い”と言いたい時には、「dislike(嫌い)」と言う表現を使って頂ければと思います。

 つまり先ほどの例の場合だと、「I dislike music.」と使うか、または「好きじゃない」と言う表現を持った「I don't like music」と表現する事で思わぬトラブルを回避する事ができます。

表現の強弱に気を配る

 英会話初心者の間は特に気にする事は有りませんが、中級クラスになってくると今回紹介したような、表現の強弱には気を配るようにしてください。

 中にはホームステイ先での食事中に、「人参が嫌いなの」と言いたかったところ、「I hate this food.(この食べ物が本当に嫌い)」と言ってしまい、それを切っ掛けにしてファミリーとの間に溝ができてしまったケースも有ります。

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